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ペアレントトレーニング30   問題行動にうまく対応するコツ

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ペアレントトレーニング30   問題行動にうまく対応するコツ

ペアレントトレーニング30   問題行動にうまく対応するコツ

2024/02/05

 

問題とされる行動にうまく対応するコツ

 

 

子どもの難しい行動を親として、取り扱う方法はたくさんあります。

これから紹介する内容は、子どもが自分のイライラした気持ちをコントロールしたり、子どもの行動や気持ちを受け入れるのを助けられるかもしれません。

 

 

どの家庭にも、いろいろなルールがあります。

例えば、帰宅したら一番に手を洗ってうがいをする、とか、脱いだ靴はきちんと揃える、とか

ごく当たり前のようなことも、家庭のルールとして存在していることもあれば、ない家庭もあります。

 

 

ルールはその家庭独自のものでもあるようです。

ママにとって必要なルールもあれば、パパにとって重要なルールもあるかもしれません。

大抵のルールは、大人によって決められ、子どもは大人の決めたルールに従わなければならないということになります。

 

 

一般的なことですが、生まれてしばらく経って、一人で自分のことができるようになった途端、いろいろなルールに従わなければならないって、どうでしょう。

あなたなら、すぐにたくさんのルールを覚えて守ることができますか?

たくさんのルールは、大人よりも随分人生経験の少ない子どもに要求することが、本当に可能かどうかを考えてみてほしいです。

 

 

大人が一方的に決めたルールにもかかわらず、そのルールに従わない時には、厳しく叱ったり、罰を与えてしまうこともあるようです。

 

 

このようなことも考えながら、子どもの行動をコントロールするためのルールをどのように作っていけばいいのか、一緒に考えていきましょう。

 

 

 

分かりやすい基本ルールを作る

 

 

子どもには、「ここまで」はOK。「これ以上」はNG。という限度や終わりが必要です。

何が期待される行動なのか、どのように行動すればいいのか、という限界を知っているということが大切です。

家庭内では4つから5つの基本的なルールがあるといいですね。

 

 

ルールは子どもに何をすればいいのかを教えてくれます。

「家の中は走らない」「叫ばない」「ケンカしない」「人をたたかない」「蹴らない」という言い方よりも

「家の中は歩く」「普通の声で話す」「手足は行儀良く使う」という言い方で、ルールを子どもに伝えましょう。

 

家族で集まって、家庭のルールを決めるといいですね。

 

 

 

家庭のルールを決める時のポイント

 

⚫️数少ないルール

⚫️公平なルール

⚫️守りやすいルール

⚫️守らせやすいルール

⚫️前向きなルール

 

 

 

まずは基本的なルールを決めていきましょう。

家庭で使ってみたいルールはどんなことがあるでしょう。

 

 

 

ルールを決める時の注意点

 

 

家庭内にルールを作るときに気をつけたいことは、親だからといって、

一方的に大人の都合のいいことを並べて強制しないことがとても重要です。

あなたも、一方的に決められたルールを守ることはストレスを感じることがあると思います。

例えば、昔のように、「女だから〇〇してはいけない」、「男だから△△しなければならない」と

いうようなルールに縛られて嫌な思いをしたことはありませんか?

 

 

法律で定められているものでも、疑問を持つことがあるように、

自分とは価値観の違う誰かが決めたことには、違和感を感じることもあるはずです。

もちろん、子どもにとっても同じです。

 

 

子どもだから、まだわからないから、ということで、大人が決めてあげなくちゃというのは

子どもの力を信じていない、尊重しないことになるという危険性を意識しておいてください。

案外、子どもにも考える力や、決める力があるものです。

 

 

そこで、ご紹介したいことは、「対話」です。

家族でルールを決めるときに、子どもの意見を聞くということです。

「ママは、〇〇して欲しいから、こんなルールにしたいと思うんだけど、どう?」と、

提案をするのです。

子どもも、家族の一員です。

言葉の理解ができるようになれば、親からの提案に「yes」「no」が意思表示できます。

 

そこで、家庭のルールを作るときには、「対話」によって決めていって欲しいと思います。

人は、押し付けられたルールは守りにくくても、合意形成によってできたルールは守ろうと思うものです。

 

 

 

対話による指導

 

 

家庭のルールが決まったら、そのルールをどのように守っていくのかに注目するようになっていきます。

年齢によっては、まだまだルールの理解が完全ではなく、失敗してしまうこともあるので、できないことを叱るのではなく、まずはできるようになるまで、伝える、教えるという形で、子どもにルールの守るためのスキルを身につけてもらいましょう。

 

 

子どもが家族で決めたルールをうっかり忘れたときに、教える、伝えるときのポイント

 

 

子どもの注意を引き(名前を呼ぶ)、問題を指摘し、簡単になぜいけないのかを説明し、そして、子どもにどうすればいいかを言ってもらいます。

それから子どもにその行動をしてもらいます。

 

例えば、

「けんちゃん、家の中を走ったけれど、家の中を走ったら、物を壊したりけがをするでしょう。家の中ではどうするのがルールなの?言ってみて。」

「じゃあ、家の中でどうするか見せてちょうだい」

「ドアの所に戻って、そこからやり直してみて。」

「それでいいね。歩く方が安全だから安心できるわ。」

 

と、いうふうに、尋ねてみて、答えることが出来たら、実際にやってもらいます。

間違っていたら、大人がモデルとして見せてあげましょう。

答えることが出来なかったら、言葉で説明をしながら、モデルを見せましょう。

言葉の理解ができていない場合も、話しながら、動くことを見せると理解がしやすくなります。

 

ルールが守れない時も、まだ練習中ととらえ叱らないように見守りましょう。

2週間ほど繰り返しても、うまくルールが守れない時は、そのルールがまだ年齢的に難しいということも考えられるので、もう一度ルールを考え直すことも必要かもしれません。

年齢に応じた、また子どもの発達に応じた、適切なルールにすると、叱らなくて済み、親のストレスを減らし、親子のいい関係を壊すこともなくなるでしょう。

 

 

 

ルールを守らせたいときに大切なこと

 

 

ルールを守っているときに、必ずほめること、認めること。

これがとても大切です。

“子どもがルールを守らない時は気になって叱る“ のに、ルールを守っているときにはほめない、認めない

ということがよく見かけられます。

 

 

子どもはほめられたり認められたりすると、自分の行動に注目してくれていると感じて、その行動を繰り返します。

逆に、“ルールを守っていないときに叱られる“  というマイナスの親からの注目を求めて、叱られることを無意識にやってしまうという子どももいます。

 

 

子どもは、親の注目を浴びたいものです。

そのことを知っていると、親の子どもへの関わり方が見えてくるのではないでしょうか。

 

 

もしも、もっと具体的に、「うちの子どもの場合、どんなふうに対応すればいいですか?」とか、「子どもが親を求めてきた時に、対応してもうまくいかなんだけど・・」というような具体的なお悩みがある方は、お問い合わせMail:info@ameck.co.jpからご連絡いただければと思います。

 

あなたとお子さんの関係が良い関係でいられるようにお手伝いさせてください。

ご相談は無料です。お待ちしています。

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