株式会社AMECK

ペアレントトレーニング28  Ask Say Do(アスク・セイ・ドゥ)

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2024/01/04

 

「子育て」は、いろいろなことを子どもに伝えていくお仕事と言ってもいいと思います。

 

生まれてから、授乳をしたりオムツ替えやお世話をして安全に子どもの体を育てるということも、「子育て」です。

そして、生活するために必要な様々な技術を身につけられるようにしていくのも、大切な子育て。

 

子どもは、教えてもいないのに、おっぱいを飲むということはできますよね。

これは動物が本来持つ力。

けれども、なんでもできるわけではありませんよね。

 

そこで、必要なのが、「教える」ということ。

 

 

「教える」

 

 

子どもは、生まれてからずっと、他の人を見て学んでいるのです。

お世話をしてくれる大人が話しているのを聞いて、口を開けて声を出しているのを見て、自分も声が出せることに気づいて、口の形を真似て音を発生することで、難語になり、言葉になっていきます。

食べることについても、大人が自分の目の前で、いろいろな食べ物を食べているのを見て、食べられるものを知り、口に運び、噛んで飲み込むということができるようになっていくのです。

 

それくらい、子どもは大人を見ているということ。

子どもの吸収する力ってすごいですよね。

 

こどもの力に驚くのは、他にもたくさんあるのですが、驚くべき子どもの力について話し出すと長くなるので、ここまでにしておいて、「教える」ということについてお伝えします。

 

子どもは見て学ぶという力を使って、知らないうちにいろいろなことができるようになっていくのですが、それは形や姿を見て真似ているだけで、大人がどういう理由で、どういう目的を持って、行動しているのかは知らないことがほとんどです。

 

 

生活に必要な行動を、その目的や理由を知って伝えるのが、大人の大切な役割だということを大人は知っておく必要がありますよね。

 

 

何も教えていないのに、実際に子どもが見よう見まねで真似て行動して、うまくいかない結果だけを見て叱ってしまうことが、結構多いことに大人が気づく必要があります。

 

正しいやり方や、その意味を伝えていないのに、間違ったやり方を叱るだけでは、子どもの自己肯定感は上がりません。上がらないどころか、下がってしまいます。

 

あなたのお子さんが、自分に自信を持って欲しいと願うのであれば、一生懸命大人の役に立ちたいと思う子どもの気持ちを無駄にせず、あなたもイライラしなくて済む方法を、あなた自身が知っておくことで、あなたもお子さんも気分良く過ごすことができます。

 

 

「アスク・セイ・ドゥ」

 

 

その「教え方」は「アスク・セイ・ドゥ」

 

これは、大人が知らず知らずのうちにやっていることでもあります。

 

何か新しいことを子どもに身につけさせようとする時、まずは尋ねてみます。

 

「〇〇することはできますか?」

 

子どもが「できる!」とか「知ってる!」と答えたなら、やってみせてもらいます。

そのやり方が間違っていなければ、もちろん具体的にいいところを褒めてあげてください。

教えていないのに素晴らしい!!という気持ちが伝わるといいですね。

 

そして「知らない」「できない」「わからない」と答えたら、具体的にやり方を見せて教えてあげましょう。

 

「まずはこうするのよ」と一つひとつ、いつも自分がやっているように、具体的に見せながら伝えてあげましょう。

 

そうすることで、子どもは、新しく身につける技術とその目的を知ることができ、間違ったやり方で失敗したり、叱られたりすることが減るでしょう。

 

子どもは見よう見まねでいろいろなことを習得していきますが、その目的や細かな方法についてはわかっていない部分もあるので、大人が正しく教えてあげることが大切ですね。

 

「尋ねる・伝える・やって見せる」

これが「アスク・セイ・ドゥ」です。

 

このように、子どもに多くの技術を身につけさせるためには、ただただ言葉で言い続けるより、やってみせることが大切であるということです。

また、すでにできていることについても、その目的について教えながら、身につけているやり方を子どもに見せてもらいながら、できていたら褒める、少し改善が必要であれば、その時に具体的に教えることも、自己肯定感をあげることにも繋がります。

 

 

子どもは生まれながらにして、大人と同じことができるわけではありません。

子どもが育っていくとは、大人からいろいろなことを教えてもらい学び取っていくことです。

 

さあ、あなたも子どものモデルとなれるように、意識していきましょう。

 

 

もしも、もっと具体的に、「うちの子どもの場合、どんなふうに対応すればいいですか?」とか、「子どもが親を求めてきた時に、対応してもうまくいかなんだけど・・」というような具体的なお悩みがある方は、お問い合わせMail:info@ameck.co.jpからご連絡いただければと思います。

 

あなたとお子さんの関係が良い関係でいられるようにお手伝いさせてください。

お待ちしています。

 

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