ペアレントトレーニング18 子どもはモデルを見て育つ
2023/08/06
完璧な親なんていない
Nobody Is Perfect
こんな言葉を聞かれたことはありませんか?
「完璧な親なんていない」という意味です。
親は誰でも、時には子育ての罠に陥ることがあります。
「間違って与えるご褒美」「エスカレートの罠」など不安定な状態などに陥らない子育てをするには、スーパーマンでないといけません。
それでも、子どもの問題行動は、親がしばしば親が子育ての罠に陥っているときに起こるので、好ましくない子どもへの接し方が起こるか起こらないよりも、どのくらい起こるか(頻度)の方が重要になりますよね
子どもの問題行動を引き起こす原因として、他に何があるでしょう。
その原因は、家庭によって、また親の性格や特性、また子どもの性格や特性にもかかわってきます。
そして、親である限り、そのまた親であるおじいさまやおばあさまとの関係や、経済的な理由、健康にかかわる問題、それは環境要因のところでもお話ししました。
問題行動の原因となりうる要因がわかってきたところへ、次は、問題行動をどのように変えていくかについて、考えていきましょう。
子どもはモデルを真似る
子どもの行動の問題は、親の間違った関わりによって引きここされることが多いということにお気づきですか?
本来、子どもは何も知らない状態で誕生します。
もちろんその子自身の性格や持って生まれた特性も関係しますが、何も知らない状態から、いろいろなことを目で見て耳で聞いてひとつ一つ学んでいくのです。
生まれてからすぐに目に入るものは誰ですか?
そう、あなたですよね。そしてご家族です。
「こんな子になってほしい」「あんなtことを一緒にしたい」我が子の成長を夢見ながら、愛情を注いでお世話をし、育てていくことでしょう。
その時に、それまで全く赤ちゃんと接したことのない親となった女性、そして男性が子育てにかかわっていくことになります。
経験のない子育てがうまくできるなんて、神技です。
けれども、子どもが生まれると、そこから子育てがスタートします。
つまり、あなたがどうのようにかかわるか、何を見せて何を聞かせ、どんな経験をさせるのか、それが子どもに大きく影響を与えます。
そう、あなたは子どものモデルになっているのです。
真似されてもいいことをする
あなた自身が、またあなたの家族自身が、子どものもモデルとなっているとしたら、あなたは、ご家族はどのような行動をとるでしょうか。
生まれてすぐでも、子どもはおっぱいを吸う力を持っています。
本能で、口に当たったものを吸うという反射があって、その力を使って栄養を獲得していくのです。
けれども、だんだん大きくなっていくにつれ、自分の見えるところで起こることを繰り返し記憶に留め、自分なりに模倣するようになります。
そしてその積み重ねが行動として現れていきます。
よく、親子が似ているな〜と言われるのは、まさしくこのことですよね。
そして、残念ながら、良いことだけでなく、よくないことも子どもは面してくれます。
だから、大人は、自分自身の行動を意識すねべなのです。
真似されてもいいことをする。
真似されて困ることなしない。
それが、とても大切なことなのです。
変化への目標
他にも、いろいろな行動の問題は有りますが、まずは、子どもが一番はじめに出会う大人として、真似されてもいい行動をとるようにしようということです。
自分自身が変化することで、子どもに大きな影響を耐えるでしょう。
どのような変化を目標にするのかは、あなた自身が決めることです。
あなたが子どもにどんな人になって欲しいのかを考え、そのためには親としてどのような行動をとるのか、大きく言うと、どのように生きるか・・それが重要なことなのです。
だからと言って、あまりにも高い理想を持つことはありません。
だって、あなたにできないことは子どもにもできない。
そんなふうに、楽に考えながら、子どものモデルになってください。
そう、しつけはしないで、自分がモデルとなって、しつけたいことを見せる。
この考え方で、子育てを初めて欲しいです。
もっと知りたい方は、お問い合わせから、お尋ねくださいね。
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