ペアレントトレーニング16 子育てのコツを知って 積極的に子育てしよう!
2023/07/17
子育てを難しくする家庭に影響を与える要因とは・・
夫婦の関係が緊迫していて、家庭に緊張感やけんかがあると、子どもの問題行動を引き起こしやすいといわれています。
両親の言い争う姿を見続ければ、男の子は攻撃的になり、女の子は心配性やうつになることが多いともいわれています。
実際にはどうでしょう。
〇親の感情
①怒り、憂鬱、不安などの親の感情が安定した子育て、つまり子どもの行動を上手に扱うのを難しくします。
親が何かに怒っていたり、悲しかったり落ち込んでいるときに、子どもから何か助けを求められたとしたら、余裕をもってじっくりと話を聞いたり、その内容に応じた対応をすることができるでしょうか?
どのような人でも、自分の感情が安定していない状況では、落ち着いて穏やかな対応をすることは、とても難しくなります。
しかしながら、人は仕事や生活をしている以上、いつも同じように平静心を保っていることはできません。
そのようななかでも、子育てはしなくてはならないことの一つとなるので、怒りの感情の取り扱いや、悩みの解消をどのように行うのかについて
パートナーや両親、身近な人の協力を得られるように工夫することも大切になってくるのです。
シングル家庭や、近くに両親など頼る人がいない場合も、地域の子育て支援センターや子育て世代包括支援センターを訪ねてみるのもいいですね。
これは以前のブログにも書きましたが、自治体が助けてくれるというシステムもあるので、確認してみてくださいね。
また、親が何かでイライラしたり、その原因に対して必要な対応をすることで、怒りは収まっていくことが可能になります。
どんな怒りにも必ず理由があることをいつも意識して、その原因を取り除くことができれば取り除き、それが無理であれば、自分の期待や望みが高すぎたりしていないかなど、考えてみるのもいいでしょう。
できないことを考えてイライラするより、できることは何かを見つめて、適切な期待を持ち、ふさわしい対応することで、怒りから解放されることも少なくありません。
そのような考え方があることを知っているのも、とても大切な感情コントロールとなるでしょう。
〇ストレス
どの親も引っ越し、お金の心配、仕事のプレッシャー、などストレスを抱えて過ごしています。けれども、子どもは日々の決まった習慣が必要です。
もし、親のストレスが長引いて家族の習慣が壊されたら子どもは当惑し、問題行動を起こしてしまうことが増えるかもしれません。
ストレスフルな社会に生きている現代では、なかなかストレスなく過ごすことが難しいですが、自分に合ったストレス解消法などを、日ごろから持っておくのもいいですね。
例えば、感情的になりそうな時に、深呼吸をすること、静かな場所に移動すること、好きな音楽を聴いたり、好きな香りを嗅いだりして、気分を切り替えること、などが代表的です。
ひとつでも覚えておいて、必要に応じて使ってみるといいですね。
〇子どもへの影響
大人が感情的に過ごしているのを見て育つと、男の子は攻撃的になり、女の子は心配性やうつになることが多いともいわれていると、初めにお伝えしました。
幼少期に感情の自己調節を確立することは、それ以降の社会的適応、学業、精神疾患のリスクに影響するため重要であると考えられています。
親は子どものさまざまな発達に大きな影響を与え、例えば、自分の感情をコントロールすることがあまり得意でない親は、感情をコントロールすることが得意でない子どもを持つ可能性が高いと報告されています。また、それは、先に挙げたことを意味しています。
ですので、親自身が感情コントロールをうまくする方法を身に着け、子どもに見せるという方法がとてもいいということになります。
また、子どもを安心させるための方法を簡単にまとめたので、こちらも意識しておくと必要な時に取り出せるかもしれません。
子どもに寄り添って話を聞く
子どもにハグをする
子どもに対して、親が安心感を与える
子どもの日常生活を普段通りに保つこと
とても、理想的なことのようではありますが、この湯なことを知っているのと知らないのとでは、子育てにおいてはかなりの違いが出てきます。
うまくいかないときがあってもいいけれど、できるだけあなたにとっても、お子さんにとっても、穏やかに暮らせることがいいですよね。
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